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キセキエチュード Ep.1『to white light fortune』【全年齢向け】

■ストーリー概要『歌声だけでも遠くに届けと、奇跡に縛られず羽ばたけと。ただ二人で手を取り合って、愛しい旋律をなぞる日々……頭上を覆う偽りの星空と、大地を引き裂く大断層に囲まれたこの学園<鳥籠>が、私たちの世界の全てだった――それは、奇跡憑き<セレンディピティ>の少女たちが織り成す、優しく儚い幻想歌<ファンタジア>』静かな深い森と、市街を遠く見下ろす山々、そして、かつての戦禍による“大断層”に囲まれた保護施設、通称、“学園”――家族との永別を機に、その学園へと招かれた静緒はそこで、自分と同じ≪奇跡憑き(セレンディピティ)≫の少女、アルモニカと出会う。好奇心旺盛なアルモニカとの交流を、最初は煩わしく感じつつも、少しずつ受け入れ、何気ない日常生活の中で言葉を交わしていく内に、凝り固まっていた情緒の心はいつしか、ゆっくりとほどけていく……。学園の外の世界を夢見ながらも、眠ることの叶わない、アルモニカ。自らを守るために、周囲を拒絶することに縛られた、静緒。一人では、小さな願いだったとしても。二人でなら、確かな奇跡になる。穏やかな日々の中で寄り添い、つないだ手と、交わした歌声が、やがて閉ざされた過去を紐解き、二人で歩む未来への一歩となってゆく。それぞれの内に秘めた悩みや、欠けたものを抱える少女たち。偽りの星空の下であっても、その行く末を、照らすように……。これは、存在しないはずの“流れ星”が降りそそぐ世界の中で、優しく儚く紡がれる、歌声と奇跡の物語――━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…□トラックリスト・Track 1:Chapter1 めぐりあう奇跡・Track 2:Chapter2 新しい場所、穏やかな日々・Track 3:Chapter3 きらめく夜空と散歩道・Track 4:『stellight melody』 Full ver.・Track 5:Chapter4 優しい声と子守歌・Track 6:『星枕、夢うつつ』 Full ver.・Track 7:Chapter5 近づく距離、遠い願い・Track 8:Chapter6 その傷跡まで抱きしめて…・Track 9:Chapter7 二人一緒なら・Track10:『to white light fortune』 Full ver.・Track11:『stellight melody』 Inst ver.・Track12:『星枕、夢うつつ』 Inst ver.・Track13:『to white light fortune』 Inst ver.・Track14:キャストフリートーク「本渡楓 & 桑原由気」

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アルカディアの灯火【全年齢向け】

本作は、「楽園」を共通のテーマとした2作品を収録しております。『楽園の守護者』そこは、20年も前に放棄された、廃墟の町。イース=カリィオード中佐率いる第12ASB大隊は、ボロボロで人気のないダウンタウンの中を進軍していた。彼らの敵は、たった1人。ただそれだけの相手を倒すため、イースは大勢の部下を引き連れて進む。『センサーにSB粒子反応!13時方向、距離800メートル!』「おいおい、いきなりバニッシュブラストかよぉ!?」「勘弁してくれぇ、ダンナァ………」「総員っ、対ショック姿勢っ!!」閃光と同時に、町を激震が襲う。「勘弁してくれっ、俺はまだ死にたかねえぞぉっ!!」周囲の建物が吹き飛ぶ中、兵達はただ祈りながら身を伏せていた。やがて、再び静寂を取り戻した闇の中で、彼らは口々に安堵の声を漏らした。「は、はずれたっ!?」「けどよ、無事には済んだが………生きた心地がしねえ………」「まったくだ………まるで容赦なしだぜ………」そこに、戦術支援コンピュータを通じて、オペレーターから通信が届く。『中佐、目標を発見しました』「よくやった」画面に送られてきた男の姿を確かめる。その大柄な体は装甲服に包まれ、胸部装甲には15個の勲章が並ぶ。幾多の戦場において多くの武勲をあげた、歴戦の勇者である証だ。男は、小さなビルの屋上に立ち、静かに町を見下ろしていた。「総員、戦闘態勢。ここからは一瞬も気を抜くな。敵は地球最強の男なんだからな」『マリーベルは死んだとパパに伝えて』「バカな……嘘だろ」それは突然の出来事だった。ある日、着の身着のまま、見知らぬ異世界に放りこまれる。一生のうちにたった一度でも、そんな体験をした人間はおそらくごく僅かだろう。そして、結果訪れた世界では、人型をした怪物(モンスター)が我が物顔で山野を跳梁し、中世のような城壁都市では魔法使いが手もふれずに病を癒す、となれば、心身ともに衝撃を感じるのはあたりまえだ。正直、それは中学生が作文に描く安易な物語的世界のようで、語る自分でさえ気恥ずかしさを覚える。僕、草薙悠也はそれまで、れっきとした理系の学生であるだけでなく、自他共に認める重度のサイエンスフリークだった。だからもし他人からそんな話を聞かされたら、大笑いしつつ内心でそいつを愚かな妄想家と軽蔑したに違いない。けれどそんな異常現象がいざわが身に降りかかってみると、これは一種異様なインパクトがある。そして、僕はそういった、常識から外れた出来事には激しく動揺するタイプだった。なまじ科学を信奉しているぶん、とにかく理屈ぬきにダメなのだ。弱いのだ。だから、こうしていまになってみれば理解できる。翠や子供たちの存在に、あの頃の僕は間違いなく救われていたのだと。予告もなしに、この世界へと落ちてきたその日から、僕は翠と二人、幼い子供たちをかかえ、ただひたすらに必死だった。「あり得ない……けど、認めるしかない、か」わたし、片瀬翠は本来ならば、この春ようやく教養課程を終えたばかりの、平凡な一女子大生にすぎない筈だった。あたりまえのように、ちょっとだけ格好いい先輩に恋をして……そして振られて。しかし、運命のいたずらの結果、わたしはなんの因果か、他の五人と一緒に、この異世界に――この世界の表現でいうならば、落下(フォール)して――きてしまった。それから、短い期間に幾つかの出来事があって、話し合いをくり返して。わたしと悠也は、共同で、子供たちの面倒をみようと決めた。哀れで惨めな失恋をしたばかりのわたしにとって、その後すぐにこの子たちと異世界に落とされたのが、幸運だったのか不運だったのかはまだよくわからない。けれど、この突拍子もない現実に、やわな失恋気分などどこかへ吹き飛んでしまった事だけは確かだ。怪物に殺されかけ、空腹と寒さで震えている最中に、色恋沙汰など頭の片隅にも浮かばなかった。自分でも浅ましいと思うけれど、そういう時に、死にたくないとか、お腹すいたなどとしか浮かばない、典型的な俗物なのだわたしは。他に考えられることといえば数学……自分の好きな理系の知識による、我が身に起こった現象についての空想じみた推測くらいだ。だからこの子たちを抱えて、私たちがこれから先、この世界でうまくやっていけるかどうかは無論、わからない。さらに、運命がこれ以上わたしをもてあそぼうというのなら、わたしは、ええいいわよ、煮るなり焼くなりもうどうとでも好きにしなさいよ、とでも言い放ちたい気分だった。そんなふうに、ぼくとわたしと、子供たちは出会い…………異世界での、『生活』がはじまった。

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